携帯電話やパソコン、スマホと同じように人工知能のロボットは浸透していく

   

彫刻家の大黒貴之です。

スーパーに行き、お金を支払うためレジに向かいます。
するとズラリとレジ係の人が並んで仕事をしています。

チラリとレジの並びの一番端に目をやると
お客さんが自分で商品のバーコードを打ち込み
支払いを済ませるセルフレジがあります。

ぼくも最初は少しためらいがありましたが、
1度セルフレジで支払いを済ませるのことを覚えると
毎回、セルフレジを通るようになりました。

一方レジ係がいるほうにはズラリと列ができています。

セルフレジのほうがどう考えても早いのに
なんでかなぁといつも不思議に思ってしまいます。

Photo credit: USDAgov via Visual hunt / CC BY

ロボット(人工知能)に移行していく仕事、しない仕事

昨今、人の仕事の何割かが近い将来、
ロボット(人工知能)に移り変わっていくという
ニュースをよく目にします。

有名な記事では、
オックスフォード大学が試算したデータ結果でです。

今後10年以内に46%の仕事をロボットが
行うようになると予想したことで話題になりました。

その仕事内容を見ていると
ほとんどが情報処理に係る仕事と言えます。

自動運転車や料理人、工場での作業員、掃除係や家政婦
さらには振付師や作曲家、授業を教える教師などの
仕事がロボットに移行していくと言われています。

また、今は人気の薬剤師や会計処理、弁護士のアシスタントなど、
膨大なデータを元に、情報処理し、正解を導き出すという
仕事が無くなっていくと予想されています。

アメリカの大手の弁護士事務所では人工知能を取り入れています。

また、2016年8月4日には、IBMのWatsonが60代の女性患者を
白血病だと見抜きました。さらに適切な治療法を導き出し
改善に向かわせたという発表を東京大学医科学研究所が行いました。

これからロボットは、一家に一台、一社に一台、
一校に一台、一病院に一台というように
ロボットがいることが普通の光景が広がっていくでしょう。
関連記事: AI-人工知能が社会にもたらす衝撃 ロボットとの共存がやってくるぞ

要するに、データを蓄積して、その業務に最適な
答えを出したり、行動をとることは
コンピューターが最も得意とすることなのです。

Amazonは、人工知能を駆使した物流システムで
ドローンなどの自動操縦機によって配達を行っていくでしょう。

人工知能?なーんて思うかもしれませんが、
実はすでに実の周りには多くのロボットが使用されています。

回転寿司大手のスシローの販売システム、
三井住友銀行などメガバンクのオペレーターシステム、
ソフトバンクのペッパーは千数百社の企業が導入しています。
また、農業の世界でも人工知能はすでに使われています。

じゃあ、全ての仕事がロボットにとって代わられるのかと
いうとそうではありません。

なぜなら人には心があるからです。

カウンセラーやコミュニケーションを主にするサービス業
芸術などの想像性が必要な仕事など人の心に携わる仕事、
もしくは、ロボットを使う側になる人の仕事は
今後も無くならないと言われています。

おそらく、携帯電話やパソコン、スマホが
普及していったのと同じように
人工知能を搭載したロボットも広がっていくと推測しています。

しかし、ぼくは、これは1つのチャンスだとみていて
ロボットにできる仕事はドンドン任せていったほうが
いいのではないかと思うのです。

人は、クリエイティブなことや
人々がより心身ともに豊かに生活できる想像力を
発展させていくのがいいのではないかと思うのです。

ロボットがこれからますます普及していくことは
同時に人がどのように時間を使い人生を歩んでいくのかを
真剣に考え始める1つの切っ掛けにもなるのではないでしょうか。

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

関連記事:テレビ時代の終焉とインターネットそして人工知能(AI)の時代へ

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