【思考と実現】あなたが今見ている風景は過去のあなたが想像したもの?

      2017/01/25

彫刻家の大黒貴之です。

今ではカーナビという実に便利な機器がありますよね。

目的地をセットすれば
あとは音声と画像にしたがって案内してくれます。

これでほとんど迷うことなく目的地にたどり着くことができます。

しかし最初の目的地を設定するのは、ぼくであり、あなたなのです。

Photo credit: Shigeyama via Visualhunt / CC BY

過去の思考やビジョンを持ったのは自分

今からの話を信じる、信じないは自由です。

過去の記事で人生は想像力だと書きました。
関連記事:アートは想像力!人生も想像力!人生はアートのように美しい!

自分の頭の中にいつも浮かべているビジョンや
将来、こう感じたいと願う感覚に
現実が近づいてくるのだとぼくは考えています。

過去に抱いたビジョンや思考、自身の選択と実践が
今の自分を形成していると言えます。

「ザ・シークレット」という動画を観ました。

You Tubeにアップされていますので、
お時間があるときにでも観てみてください。

それによると、今、目の前にあるものや出来事は
全て自分が引き寄せているのだと説明しています。

過去を振り返ってみると、今に至るまでの
人生の選択は往々にして自分が選んできているのです。

ぼくの場合だと、子どもの頃は漫画家になりたいと
思っていましたが、それは諦めました。

しかし、美術関係の道に進みたいという気持ちはありました。

18歳で芸大に進学しました。

中学、高校の美術講師もやっていましたから、
美術関係の仕事としては合っていたわけです。

けれども、芸術家、それも現代アートの作家になるんだろうなという
ビジョンがなぜかずっとありました。

そして、ドイツで個展をするというイメージがありました。

それは、第一次渡独で実現します。

2003年の帰国直後はまだ漠然とした映像でしたが、
再びドイツで作品を発表するというイメージがありました。

そして34歳の時に第二次渡独を断行します。

ベルリンのギャラリーの所属作家になりました。
また、野外で大型の彫刻をつくりたいというビジョンは
ヴァーゲニッツの野外彫刻展ととして実現します。

2016年、ベルリンのギャラリーから発行された
初めてのソロカタログも同じです。

そう考えるととても不思議なのですが、
大学の頃に、なぜか現代アートという言葉が
妙にチラチラ頭をかすめていたことだけは間違いありません。

平行して、海外と東京で作品を発表したいという気持ちはありました。

それは結果論であり、偶然なのかもしれません。

しかし、いずれもぼくの目の前に起こっている事実なのは確かなことです。

そういえば、今年の4月に東京でグループ展に
参加させていただく機会を得ました。

とても特殊な場所での展覧会になります。

今朝、ベルリンのギャラリーからドローイング展に
ぼくのドローイングを出品したいとの連絡がありました。

これが引き寄せの法則なのかどうかは人それぞれの判断になるのですが
ぼくは自分のビジョンに現実が近づいてきているのだと考えています。

宮沢賢治の言葉だと誰から聞いた記憶があります。

「人は誰にも自分がイメージしたことを実現できるエネルギーを持っている。
しかし、多くの人はその途中で種々の壁にぶち当たり諦めてしまうのだ」

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

関連記事:はたして思考は具現化するのだろうか

Author by gross-schwarz

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