【編集力】子どもは想像力の結晶。想像力は「遊び」で養われる!?

   

彫刻家の大黒貴之です。

元和田中学校の校長を務めた藤原和博さんは
20世紀型と21世紀型の学習の違いを取りあげておられます。

21世紀型の学習では子どもの頃の遊びに重要なポイントがあるそうです。

子どもの頃、どのような遊びをしていましたか?

Photo credit: mxmstryo via Visual hunt / CC BY

ぼくは年少から年長までの子どもたちが集まって
野球や缶蹴り、メンコなどリアル遊びを日が暮れるまで
夢中になっていました。

野球をするとたまにボールが広場に
隣接する怖いおっさんの畑に入ってしまうことがあります。

コッソリボールを取りに行くのですが、
その行為をおっさんが見つけると
「コラーッ!」と言って、追いかけてきていました。

走ってくるだけなら、まだマシで、
おっさんが本気モードのときは
カブで追いかけてきました。

ぼくたち子どもは蜘蛛の子が散るように逃げていくのですが、
それがまた面白かったりもするわけです。

ファミリーコンピューターという任天堂のゲームマシーンが
ぼくの周辺の友人たちが持ち始めたのが、確か小学校2,3年くらい
だったと記憶しています。

そのころから外で遊ぶことはめっきりなくなり、
近所の友人のうちにいくともっぱら数人がファミコンを取り囲んで
ゲームをするのが主流になりました。

時代の流れは誰にも止めることができないものです。

しかし、川や田んぼ、琵琶湖、またクワガタや魚獲りなど
自然の中でもよく遊んだものです。

そう考えるとぼくの幼少時代は、
外と中での遊びのバランスちょうどよい時期だったのかもしれません。

ということで藤原和博さんの講演を聴いてみよう

この動画お時間あるときに一度ご覧ください。

大変興味深い内容と巧みなスピーチ力も重なって引き込まれてしまいますよ。

参考動画

彼は20世紀型の情報処理力から21世紀型の編集力を
鍛える学習をしようと強調しておられます。

編集力とは、何かと何かを結びつける力のことです。

それも一見すると全く違うもの同士をリンクさせることによって
新しいものが生まれてくるのだと。

もちろん基礎学力を養うのは当然なのですが、
1つの正解を求める20世紀型の情報処理力に
加えて、何かと何かを結びつける編集力が
これから大事になってくるのだと言います。

彼が講演中にボソッと発言していたのですが、
この編集力は、10歳までにどれだけ遊んだかが基礎になるのだそうです。

編集力は机に向かっての勉強だけでは決して養われないと。

次回へ続く

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

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