【学び】佐藤一斎「少(わか)くして学べば・・」からの思索

      2018/04/16

彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。

自身のTwitter(@Gross_Schwarz)に
印象的な言葉の記録というツイートをしています。

ぼくが書き留めておきたい芸術家や思想家などの先哲の言葉です。

江戸時代の儒学者、佐藤一斎の言葉から「学ぶ」ことについて考える

「少(わか)くして学べば、即ち壮にして為すことあり。
壮にして学べば、即ち老いて衰えず。
老にして学べば、即ち死して朽ちず。」
佐藤一斎

もう10年ほど前になるだろうか。
その印象的な言葉を知った。

10代の頃、「人生は一生勉強やで」と
母親が言っていた記憶があり、
また20代になってからも、
その言葉を他の人たちから何度も聞いてきた。

実際、そうだと思うし、そうしなければ思考が
ストップしてしまうのだろうとぼくは感じている。

理論と実践の静寂な繰り返しは
自分がやりたいことを具現化していくための
唯一の術ではないかと最近特に感じる。

学ぶことは、1つのことを
深く掘り下げていくことが挙げられると思う。

つまり、その道を追求していくことではないだろうか。

そのためには、常に自分に疑問を持つことが大切なのだろうと。

自分にはセンスがあるんだと自信を持つことはとても大事だが、
自分が一番正しいと思う込んでしまうとイエローランプが点灯する。

そして他者が全て間違っているという思考になるとレッドランプが灯る。

「実はこうなんじゃないか?
いや、このような視点や考えもあるんじゃないか?」と
自身に問い、それを実践していくことは、
結構なエネルギーを必要とする。

しかし、一流の「人間力」を持つ人たちは
きっとそれを黙々と実践しているのだと推察している。

もう一つは、程よい緊張感を保つことではないかと考える。

それを保つには、一緒にいて居心地が良いと感じる人たちと
同じところに居続けないことだと思う。
それはいわゆる”ナァナァ”といわれる間柄になっていくのだろう。

だから、時にはその環境を変え、
自分と同じ穴と違う人たちとも交流していきたい。
(もちろん気の置けない人の存在は大切!)

交流するなら、学びを得ることができる人たちとぼくは交流したい。
そのためには、先ず自分もそうなれるよう日々の学びと実践を行っていく必要がある。

類は友を呼び、その人たちから、
洗練された刺激を受けたり、
考えさせられたり、
また自分の視点が変わり、
視野がググっと拡がったり。

そのような学びがぼくはほしい。
きっと、それは国内外問わないのだろう。

「程よい緊張感」は作家には必要である

そこからピンッと張りのある作品が生まれていくのだろう。

いや、きっと、どんなジャンル、仕事をしている人も同じなのだと思う。

佐藤一斎の印象的な言葉のように
"カッコいい"人生を実践できたのかどうか、
そんなことは自分が死んでみないとわからない。

死ぬまでは全てがプロセスであると考えているので。

「堅物だねぇ」 

まぁ、いいじゃない、2017年にこんな彫刻家がいても。

人生の後半、
先の言葉を頭の片隅に置いておき、
いつでも取り出せるようにはしておきたい。

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

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