心配事のほとんどは妄想。ただ、やるかやらないか。

      2016/11/15

人の想像力は妄想でもある

体を動かすこと
彫刻家の大黒貴之です。

「過去は結果、つまり事実の集積であり、
今は過去の積み重ねであり、
未来は今、頭の中にあるイメージである」
と僕は思います。

人と動植物の決定的な違いは、「想像力があるどうか」ということではないでしょうか。
高度生物といわれるイルカやチンパンジーなども想像力を持っているかもしれませんが、
仮にそうだとして、想像力を持つことで人類は科学や文明を切り開いてきたのだと思います。

一方で、この想像力の欠点は、「人は同時に心配という想像」も持ってしまうということだと思います。
なぜか、フとしたときに余計な心配をしてしまう。
危険を回避する本能なのか、誰でもそのようになってしまうようです。

しかし、この心配は往々にしてただの妄想であります。
確かに、危機を回避するための予知としての心配は大切ですが
なんでもないことを「あーだ、こーだ」と心配するのは、これ、ほとんどが妄想なのだそうです。

ですので、つまるところは、
「やるか、やらないか」
で、それを実践し続けるのかどうかということ。

過去の事実が、今を形成し、今、持っているイメージを実践できるかどうかが
その人の未来をつくっていくのだと思います。

ドイツに来て以来、日本の桜を久しく見ていませんが
あと何度、見れるのかと考えると人生などアッという間に過ぎ去ってしまいます。

「グルグル思考」が消える身近なところでできる実践

ぼくが思うに、一番気を付けないときは
一人座ったり寝ころんでジッとしたまま、
頭の中でグルグルと「あーでもない、こーでもない」となっているときです。

そんなときは、グッと体を起こしてストレッチや散歩
部屋の掃除など兎に角なんでもいいので、体を動かしてみましょう。

そうすると、不思議なことにさっきまでのグルグル思考が無くなっています。
つまり、そんなことで消えてしまう悩みなんで、大したことなんじゃなかったということです。

特に掃除はとても効果的だと実感しています。
部屋の片づけやトイレ掃除、庭の草刈りなど、
やり始めるとドンドン片付いていくので、気持良くなります。
整理をした後は、その光景を見て心もすっきり。
それに体を動かすので、知らぬ間にグルグル思考がどこかにいってしまっています。

特にジッとしているときにやってくる悪魔のような妄想。

それがやってきたら「あっ、ヤバイヤバイ」と自身に言い聞かせ
先ずは、スッと体を起こして一歩、歩き出してみてはいかかでしょうか。

 

Author by gross-schwarz

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