より便利に!もっと快楽を!人間の「欲望」は資本主義の原動力

      2017/01/08

彫刻家の大黒貴之です。

あの人のことを、好き・嫌い? 好き・嫌い?

な~んて、花びらを一枚ず千切っていって
最後に「嫌い」と出たら、
「でもやっぱり好き・嫌い・・・」と最後の花びらが
好きにになるまでやったことありませんか?

ぼくはありますよ。

そんなピュアな少年時代がぼくにもあったのです・・・(遠い目)

ていうか、今もピュアですが(笑)

ところで「何で人間はいつの時代も喧嘩ばっかりやっているのかな?」
と思うことありませんか?

豪華絢爛な娯楽を楽しむ人たちがいる一方で
世界のどこかではいつも戦争が行われているわけです。

それは資本主義があるから?
それともそのようなことを企んでいる(?)人たちがいるから?

ぼくは最初に書いたあなたやぼくのように誰もが持っている
「好き・嫌い、やっぱり好き的心理」に
何かヒントがあるように思えてなりません。

Photo credit: Hernan Piñera via Visual hunt / CC BY-SA

資本主義はまだ崩壊しない。なぜなら人間には果てしない欲望があるから

以前、資本主義の行く末についてこのような記事を書きました。

現代社会は将来的には
「利益、つまり人間の欲求をひたすら追い求める資本主義」
「いや、人間は利益だけじゃないよ。
人と人とのつながりや時間が大事なんだ
という新しいグループ」
に別れ、それが資本主義VS国家になっていくのではないかと予測しました。

もっとわかりやすくいうと
ジャイアン的グループVSドラえもん的グループ
という構図になっていくのではないかと。

なぜ、そのようなグループに分かれていくのでしょうか?

資本主義はまだしばらく(少なくともぼくが生きている間)は
無くならないと考えています。

むしろもっと便利な生活スタイルに変化していくことでしょう。

例えば、現金という物質は無くなっていく可能性が大です。

なぜかというと世の中で動いている現金は実はあまりありません。
そして、年々、現金のやりとりは数字化されているからです。

昭和の時代のサラリーマンのお父さんたちは
現金が入った給与袋を手渡されていたわけです。
ところが今は数字が預金通帳に
記載されるのがもはや普通になりましたよね。

今後は、その数字も預金通帳だけではなく
スマホなどのデバイスに記載されていくことになるでしょう。

最近、Amazonの「Amazon Go」という店舗内に
完全にレジの無い購買システム
開始させていくというニュースを知りました。

また、同社は上空に倉庫をつくってそこから配達するシステム
実現化を目指しています。

これらのシステムは本当に凄いんですよ。
流通システムが根本的に改変しますね。

そして、こうなってくるとますます
現金という物質は使いずらいものになってきます。

というように、人間の生活スタイルはドンドン便利になっていきます。

それは人間が未知への可能性を探求したいという欲望に駆られるからです。

この欲望を持つことによって人間社会は発達してきたわけです。

そして少なからずともその恩恵を多くの人たちが
共有しているのもまた確かなことなのです。

ただ、その「我にもっともっと的欲望」だけが
人間社会の中で一人歩きすると社会のバランスが崩れてしまいます。

なぜかというと人間はその欲求だけを持っているわけではないからです。

今、世界的に人間社会のバランスが崩れているのは
この一方だけの欲求に偏っているからだとぼくは睨んでいます。

実はもう1つの大切な欲求を人間は持っているのだと
歴史の偉人たちはすでに見抜いていました。

次回に続きます。

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

Author by gross-schwarz

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