ドイツで行われる野外彫刻プロジェクト続報。彫刻作品のリハーサル設置を行いました

      2016/11/15

彫刻家の大黒貴之です。

ラーテノウ周辺は、秋の風景に変わりつつあります。
夏時間も今月までとなり、ドイツの短い夏はすっかり終わってしまいました。
今年の夏は、来年のBUGA2015(ブンデスガルテンシャウ2015)と
並行して行われる野外彫刻展の制作に専ら従事していました。
2014.10.18_01

目下、展示される彫刻が姿を現し始めています。
先日、野外彫刻展のリハーサル設置を実際に展示されるヴァーゲニッツで行いました。
設置、写真撮影、撤去を一日で完了するスケジュールでした。
当日は雨模様でしたが、運搬などの段取りや設置もうまく運び、
滞りなく仕事場への運び入れまで終えることができました。 2014.10.18_02
撮影した写真は、2014年11月16日から2015年1月4日まで
リベックという町にあるシュロス・リベックという博物館の一角で展示されます。
ドイツの画家、スザーネ・クナックさんの抽象風景画と
ぼくの彫刻や撮影した写真作品との二人展になります。
この彫刻プロジェクトもやっと山の半分を越えたところまでたどり着きました。
日本出発前に掲げた、大作を制作して発表したいという一つの目標がついに実現しようとしています。 2014.10.18_03 連綿 renmen -1, 2014,300×72×72cm,ミクストメディア
BUGA2015と並行して行われるハーフェルランド郡による
野外彫刻プロジェクトのリハーサル設置風景
Photo:Takayuki Daikoku;By courtesy of the artist & Semjon Contemporary

Author by gross-schwarz

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