月: 2021年1月

何かを失った時の悲しさはどこからやってくるのか?池田晶子氏の墓石の前にて。

文筆家、池田晶子氏の著書「14歳からの哲学」の中で「人はなぜ自分の大切な人がいなくなると寂しいのか、悲しいのか」という問いを立てていた。彼女によると「それは自分がその人の中に反映されているから」だという。自分の存在が第三者の中に入り込んでいる。つまり、自分にとって大切な存在が自分の前からいなくなってしまうことは「自分の [...]
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大黒貴之, 彫刻, Cosmos, 現代アート

【信用と信頼】 アーティストにとっての「信用」とは何だろうか

アーティストというと 好き勝手に振る舞う世間離れした人のように 思われることも時にあるかと思います。 確かに、世間を見渡すといろいろな人がいます。 あの人は信用できる人だ。 あの人のいうことは信頼できるので間違いない。 浮世離れしているようなイメージの作家(アーティスト)の活動にも この信用と信頼というものが大きく関係 [...]
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彫刻とはどういうものか?ボイスの社会彫刻論、フォールド・ドローイングからの思考。「現実」と「行為」

彫刻とはどういうものかと尋ねられれば、「現実」と「行為」だと答えるだろう。 絵画は平面性の中にイリュージョン(幻想)を形成させるのに対して、彫刻は三次元のものが目前に厳然として「在る」ことが挙げられる。現在では彫刻の名の通り「彫る」「刻む」という概念はすでに突破されており、あらゆる表現技法や素材が使われている。 ドイツ [...]
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