Takayuki DAIKOKU 彫刻のない美術館

どのような現代アートの作家になりたいのかを知ることで行動が決まる

作品ショートムービー

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彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。

現代アートの作家として活動していく道中では、
いろんな方向の道があるのだと思います。

野球選手には、草野球、高校野球、大学野球、
社会人野球、プロ野球、マイナーリーグ、メジャーリーグなど
いろんな方向性があります。

もちろん、その人の才能や不断の努力
運にも左右されると思いますが、
それぞれの選手が自分の進路を
その時の決断を元にして歩んだ結果が今のポジションを反映しているのだと思います。

作品を生み続ける作家の進路にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。

例えば、
年に一回貸画廊で個展を開くことができればいいのか。
自分の顧客を開拓して、自分の市場を作り上げるのか。
国内の市場に合わせて、作品をつくるのか。
海外のギャラリーと仕事をしたいのか。
国際的なアートフェアや美術館にも作品を出品したいのか。
作品で生計を立てていきたいのか。
市場とは距離を置いて制作を続けていくのか。
生きているうちは全く売れなくて、100年後に再評価されたいのか。

多くの貸画廊や日本独自の美術団体展があり、また、誰でもアーティストになれる日本において、
「どのような作家になりたいのか」ということを考え、行動することは
作家として駒を進めていく上で、大切な要素になるのだと感じます。

また、その動きによって出会っていく人たちも変わるのではないでしょうか。

自分はどのような作家になりたいのか。

それは作家だけに限ったことではないと思います。
つまり、自分はどの山をどこに登っていくのか。

そのことを最初にインプットし、後は、周囲の雑音をサラリと受け流して、
粛々と自分の仕事を全うしていくこと。
それが自分の目標に近づく一番の道ではないかと思う昨今です。

2014.9.2

ドローイング:Inverted drawing