TAKAYUKI DAIKOKU 人生はアートという名の想像力

現代アートは芸術の中の1ジャンルです

現代アートは西洋美術の歴史がベースにある

現代アートの彫刻作品とは
彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。

彫刻というと木を彫ったり、粘土で彫塑をしてつくる人体像などが
一般的にイメージされるのではないかと思います。

アーティストというとそれぞれが自由に制作をしていると思われがちですが、
アートの歴史はヨーロッパがベースになっていて、
印象派やピカソなどが活躍したように第二次世界大戦まではパリが中心地でした。
戦中にヨーロッパからたくさんの芸術家がアメリカに亡命などで戦火を逃れたため
戦後はアメリカがそのセンター的な役割を担ってくるようになりました。

そして、これまで世界中の彫刻家が彫刻の概念を切り開いてきました。

ですので、今日では彫刻にもさまざま表現形態があるのです。

ドイツでは、三次元の作品は、立体とか造形という言葉ではなく、
ほとんどの場合、彫刻という言葉が使用されています。
そういう意味で、ドイツではぼくも彫刻家と呼ばれていました。

西洋美術の歴史が土台になるということは
作品の構成や構図なども歴史の名作がベースになっています。
目の肥えたギャラリストなどは、たくさんの作品を観る経験をしているので
感覚的にいい作品がわかるといいます。

ベルリンで出会った作家や展覧会を見ていると
中には流行を追っているような作品もありますが、
独自の新しい表現言語を生み出している作品ばかりです。

アートフェアなどに出しているギャラリーも
うちは今のアート界にこのような新しい色をつけるぞという
独自の音色を打ち出しています。
その音色となるのが、ギャラリストが厳選してピックアップした
作家たちになるわけです。
参考記事:ギャラリストと作家は二人三脚で新しい音色をつけていく

「なんじゃ、こりゃ!?」の異質性やミステリアスさを孕んでいるか

もう一つ、現代アートに不可欠な要素は、
匠の技や写真のように上手く描けるということではなく
圧倒的な異質性だということです。

天才的な作家が生み出す異質性なのか
秀才な作家が編集して新しく生み出す異質性なのか。
それは作家それぞれですが、
一言でいうと圧倒的な「なんじゃ、こりゃ!!」的な
異質性が必要な要素です。
そして、それがまた美しさでもあると思うのです。
参考記事:「圧倒的な異質性」が現代アートの一つのキーポイントになる

現代アートの作家たちは
そのような「なんじゃ、こりゃ!」的なものを
真剣につくっている人たち、
もしくはつくらざる得ない人たち
だととぼくは思っています。

現代アートは、そのような前提があるアートの1ジャンルだと思って見てみてると
「よくわからん!」から「へぇ!面白いね!」に変わるかもしれません。

・・・・

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