彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。
「ドローイングってなんだ?」シリーズの2回目です。
ドローイングについては
過去記事でも触れていますので、よければご参考ください。
関連記事:ドローイングって何ですか?
関連記事:ドローイングはスケッチではなく「前兆」或いは「予兆」である
ぼくが考えるドローイングは
作品制作のためのスケッチとかデッサンのことではなく
作品が現前するずっと以前にある「予兆」もしくは「前兆」のことです。
今まで描いたドローイングを紹介していきます。
↓2011年、ドイツに渡ってから1年半くらいは
仕事場が見つかりませんでした。
その間、ドローイングばかり描いていました。
O.T -無題- (SC08-2011)
2011
29.7×21cm
graphite on paper / 紙に鉛筆
private collection / 個人蔵(日本)
O.T -無題- (SC01-2011)
2011
29.7×21cm
graphite on paper / 紙に鉛筆
courtesy of the artist and Semjon Contemporary
O.T -無題- (SC08-2011)
2011
29.7×21cm
graphite on paper / 紙に鉛筆
courtesy of the artist and Semjon Contemporary
O.T -無題- (SC03-2011)
2011
29.7×21cm
graphite on paper / 紙に鉛筆
courtesy of the artist and Semjon Contemporary
O.T -無題- (SC15-2011)
2011
29.7×21cm
graphite on paper / 紙に鉛筆
private collection / 個人蔵(ベルリン)
2011年は、この先どうなるかもわからない
不安の感覚が心の多くを占めていました。
まるで迷路の中をさまよっているようでした。
その間に出てきたドローイング「O.T.(SC08-2011)」
当時のぼくはそのドローイングが何を表しているのか
まだわかりませんでした。
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