TAKAYUKI DAIKOKU 人生はアートという名の想像力

タバコを止めて12年。禁煙してよかった3つの安心感

彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。

タバコを止めてからはや12年が経とうとしています。

喫煙当時は1日1箱は当たり前で、2箱の日も少なくはありませんでした。
酒を飲めば、火が消える前に次の一本に火を着ける
いわゆるチェーンスモーカーにもなっていました。

最後にその火を消してから12年間、1本もタバコを吸っていません。

今ではそのにおいや煙にはものすごく敏感になりました。

喫煙者には喫煙者の考えがありますし
タバコを通してつながれるというメリットもあるのというのは
ぼくも経験者でしたから理解できますよ。

それまでは軽い肺炎の症状がでていても少しマシになれば苦しかったことなど
コロリと忘れてしまって、再びタバコの誘惑に飛び込んでいました。

それがあるきっかけで、タバコをやめようと決心したのです。

ぼくがタバコを止めた経緯

タバコを止める
Photo via Unsplash via Visualhunt.com

禁煙者なら誰でも経験があると思うのですが、
「あ~、タバコやめなきゃな」とか「止めたいなぁ」って
考えることぼくも何度もありました。
それでも、時間が経つと自身にナアナアになってしまって
3日後には「やっぱり止められねーな」と気が付けば着火していました。

ところが、ある人と口論になったことがありました。
あまりにムシャクシャしてタバコの箱を
雑巾のように絞り、ゴミ箱に投げ捨てました。

それが本気でタバコを止めるきっかけになりました。

「寂しいのね、こっちへいらっしゃいよ」
といわれればホイホイと指にそれを抱きしめ
一瞬の快楽のために体を重くして
頭はフラフラ気持ちよくなっていました。

そんな彼女を振ってもう12年。

止めた決心をした後、タバコを持っている周りが
羨ましく思えてなりませんでした。

大きな波は3日目、1週目、1か月目。でも3か月を過ぎると・・・

3日目と1週間目、そして1か月目は特にキツイ時間でした。

1か月を超えて、3ヶ月くらいすると
不思議なことに別に彼女のことをそれほど思わなくなってきたのです。

右手の人差し指と中指の間に挟む感触や匂いは徐々に消えていきました。

「あ~、これで完全に彼女と決別したのだ」と感じたのは、酒を呑んだときでも
それを味わいたいと思わなくなった瞬間を感じたときでした。

その時でだいたい1年くらいが経った時だったと思います。

今ではどれだけ酒を呑んでいて、向かいの人がタバコを吸っていてもなんとも思いません。

彼女と決別してから、体重は増えましたが、起床時の体は軽いですし、
喫煙が原因で息苦しくなることや頭痛になることはなくなりました。

けれども刹那にあの感覚を思い出しなつかしくなることがあるのです。

「今、彼女から口付けをしてもらったら気持ちいいだろうなぁ」と
体が覚えているのです。

まるで、遠い昔に付き合っていた彼女との楽しかった思い出を一瞬思い出すときとよく似ています。

駄目だ、駄目だと分りつつも「さぁ、寂しさを紛らわせてあげるわよ。」と言われれば
「やっぱり君しかいないんだ」とヘイヘイと頭を下げ、数分の快さに浸ってしまう。

今となってはそのような快さはすっかり忘れてしまいました。

タバコを止めた後に実感した3つの安心感

安心1.タバコ代を貯金したり違うことに使える

ぼくがタバコを吸っていた時の1箱の価格は確か250円ほどでした。
今ではおよそ倍になっています。
ちなみにドイツでは2002年当時で1箱約2€前後でしたが
2016年では5€を超えていました。
両国とも将来的には、さらに高くなっていくと推察します。

単純計算ですが、約500円の箱を1日で空けるとして1か月で約15,000円、
1年で180,000円、10年で1,800,000円になります。

安心2.衣服や部屋、車の臭いやニコチンの汚れがない。

吸っている本人はそれほど自覚がないのですが、衣服や部屋、車内に残る臭いや
ニコチンの黄色はなかなか取れません。
それを解消するだけでも、結構な労力とお金がかかるものです。

もちろん自分の肺の中も同じように汚れていくわけです。
肺が元のきれいな状態に戻るまでには、喫煙期間の2倍の時間が必要だと言われています。

安心3.家族や周辺の人たちに副流煙の迷惑をかけることがない。

家族ができてから特にぼくはそう思いましたね。

特に子どもや妊婦さんへの副流煙は本当に避けたほうがいいです。

最後の最後に余談を少し

以前、このような言葉を読んだことがあります。

タバコを止めれるくらい意志が強いひとは
ほとんどの生活習慣を改善することができる。

ひょっとしたらタバコを止めた当時、
「自分の意志は強いんだぞ!」ということを
ぼくは自身の中で証明したかったのかもしれません。

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

2008年12月の記事「悪女」を加筆添削しました。

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