心配事はただの妄想?「やめる」ことを決めて、「今やるべき」ことをしよう!

      2017/11/23

彫刻家の大黒貴之(@Gross_Schwarz)です。

人は誰しもが死に向かって、毎日を送っています。

しかし、その死はいつやってくるのかわかりません。
それにそんなことは普段は誰も意識していません。

逆説的に言うと、そのことがわからないから
毎日、生活することができるとも言えます。

だってそうでしょう。

もし、あなたが車を運転していて
次の交差点を右に曲がったら
ダンプと衝突するなんてこと
知っていたら車なんて運転できないでしょう。

「そんなことあるわけない」

と思っているからこそ、
明日も口笛を吹きながら
いつものように車を運転できるのです。

Photo via Visualhunt.com

今やるべきことをするには、先ず「やめる」ことを決めること

作家を続けるには制作をしないといけないのは自明ことです。

制作を続けるには
お金、時間、労力(エネルギー)が必要です。

10000時間の法則というのをご存知ですか?

何かを極めようとするならば
10000時間が最低必要になるという法則です。

作品のことを思考する時間や制作をする時間を
1日8時間行うとして、10000時間を達成する
ならば10000÷8=1250日かかります。

それを365日で割ると約3年半くらいになります。

よく一人前になるには
どの仕事でも3年かかると言われますが
このように計算するとおおよそ納得のいくものですね。

生活をするためには
お金が必要ですから、制作の時間を削って
副業をしなければならない期間もあるでしょう。

しかし、例えば、作家活動の時間を
1日2時間しか設けることができなければ
13年半くらいの時間を要することになってしまいます。

そう考えると作家になるためには
どれだけの時間やエネルギーを
作家としての経験、勉強、思考、制作にあてることが
できるかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。

逆にいうと、その時間を設けて
作家活動ができる人ほど、作家としての質も実績も
比例して向上していくことになるのです。

ですから、制作を続けていける人だけが
必然的に作家になっていくのでしょうし、
それを継続していける人は、作家としての才能があるわけです。
関連記事:制作環境を整えれることは才能。その環境が制作の継続につながる

自分が納得できるものしか
つくりたくない、売りたくないという人も
いるかもしれません。

しかし、先にも書いたように、
よほどの天才でもなければ
つくる作品、つくる作品のすべてが
傑作になるなんてことは
ほぼありえないとぼくは考えています。

傑作の背景には数えきれないくらいの
失敗や模索があるものです。

これは何も芸術家だけのことではありませんよね。

心配事のほとんどは妄想。死ぬ時は「閻魔帳」に書いているのだと思うよ

作家は作品をつくることが仕事ですから、
先ずは、作品をつくる時間を確保する必要があります。

制作する時間を増やすためには
先ず何かをやめることを決めることです。

何をやめて、制作をするのか。

テレビ、タバコ、くだらない飲み会、時間を切り売りする副業・・・

ぼくは、2011年から約5年半住んだドイツで
お金、時間、エネルギーをほぼ制作に投資することができました。

このことは、非常に意義のある時間だと感じています。

ベルリンには月に2,3回ほど行っていましたが
ほとんど1時間半かけてラーテノウまでかえってきて
また翌日は作家活動をしていました。

年に数回、夜遅くまでベルリンで
友人知人と食事をしていると
夜のネオンの明るさに驚いていたほどです。

ぼくの持論ですが、
人が死ぬ時は「閻魔帳」に書いているのだと思っています。

人の死は、本当に儚いもので、それは突然やって来るのだと
いうことは父親の死を目の当たりにした時に強烈に感じました。

33歳で再びドイツに行ったのも
その出来事が非常に大きく影響しています。

「これはいつかやろう」

「いつの日かドイツへ行こう」

しかし、その「いつか」や「いつの日か」は
ほぼやってきません。

人が生きている間で最も若いときはいつでしょうか。

答えはもうわかりますよね。

作家としての歩みを止めないために
やめることを決め、今やるべきことを
淡々と続けていくことが作家になることです。

Alles Gute! (アレス・グーテ!)

関連記事:なんで「今でしょ!」なの?あなたの人生の中で最も若い時はいつ?
関連記事:心配事のほとんどは妄想。ただ、やるかやらないか。

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