renmen/連綿 (outdoor) -Garden of Sasaki house-
2016
Mixed Media/ミクストメディア
450×95×95cm
Ofunato city in Iwate pref.-Japan/岩手県大船渡市
photo: DAIKOKU Takayuki
2016年8月にドイツから完全帰国をするのですが、帰国直前に岩手県大船渡市で開催される芸術祭への招聘があり、滋賀県には帰らず直接大船渡市に向かいました。
実は、2011年の12月、東日本大震災から8ヶ月後にも陸前高田市、大船渡市を訪れていました。震災の被害を目の当たりにして、自然への畏敬の念を抱きながら、被害にあった現場の片付けやお掃除などのお手伝いをしていました。また現地の方々の話を聞けたことは大変貴重な体験となっています。
それから約5年後に再び大船渡市や陸前高田市を訪れることになることは、全く予想していませんでした。芸術祭を通じて知り合った参加者や現地の方々のご協力があり、大船渡市内にある私邸の庭の空間で彫刻作品「renmen/連綿 (outdoor) 2016 」を展示させていただきました。この彫刻は、450×95×95cmのサイズで、私の作品の中では最も大きな彫刻のひとつです。
展示場所の佐々木邸は以前は診療所だったそうで、美しいモダンな西洋建築と緑の庭が魅力的です。建築が成された当時ではとても珍しかったということです。ドイツで発表を続けてきた「renmen / 連綿」シリーズの作品が大船渡市に佇む西洋建築の佐々木邸の庭に、それも帰国直後、展示されたことには、とても不思議なご縁を感じました。
大船渡市には、約1ヶ月間に渡って滞在し、現地制作を行いました。他の参加アーティストたちと寝食を共にしたり、大船渡市の方々と一緒に制作をした時間は学生時代を彷彿とさせる光景でした。
この「renmen/連綿 (outdoor) 2016 」は、芸術祭では「2日間」の展示となり、その後は滋賀県の私の倉庫で眠っています。何か良い機会があれば、再び展示をし、多くの方々に紹介したいと考えています。


