自己表現と批判的思考: 日独比較から学ぶ価値観の形成と芸術鑑賞の力
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 日本人は、自分を世間体に合わせる傾向があると多くの人がすでに以前から指摘しています。私が6年以上生活をしていたドイツでも社会の雰囲気やメディア、家庭環境によって価値観が形成されています。 しかし、ドイツ人は一人ひとり意見を持って主張しているように...
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彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 日本人は、自分を世間体に合わせる傾向があると多くの人がすでに以前から指摘しています。私が6年以上生活をしていたドイツでも社会の雰囲気やメディア、家庭環境によって価値観が形成されています。 しかし、ドイツ人は一人ひとり意見を持って主張しているように...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 私たちが生活を営む世界は、果たしてどのように形成されているのでしょうか。地図上で見れば、それぞれの国が国境を定めて、それにしたがって人々は飛行機や自動車、電車等で行き来しています。しかし、国や社会というものは目に見えないものです。普段、なんとなく...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 小林武彦氏著書の「生物はなぜ死ぬのか」(講談社現代新書)を読み、大変感銘を受けました。死は全ての生物が直面する現象です。特に人間は古今東西、死について恐怖や不安を抱き続けて現在に至っています。「死んだらどうなるのだろう?」「死ぬ直前はどうなるのだ...
抽象と具象(具体)という背反する言葉がありますが、抽象能力と具象能力を持つ人が見えている風景はどうやら違うようなのです。またアーティストにとってどちらの能力が必要になるのでしょうか。
人生の別れの中で、大切な人や愛している人たちとの別れは特に切なく悲しさを伴うもの。なぜ人は大切な人がいなくなると悲しさや寂しさを覚えてしまうのでしょうか?ぼくの出した1つの答えです。
テレビを見なくなって16年ほど経ちます。テレビばかり見るとバカになるよと大人たち言いました。それは一体どういうことなのでしょうか。想像力の回生についての考察です。
ニューヨークでは、「プロの芸術家」という定義をちゃんと設けているそうです。具体的にどのような人がプロの芸術家と認知されるでしょうか。書籍「ニューヨーク―芸術家と共存する街」を拝読して。