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作家活動のこと

アートと情熱: 彫刻家の旅路と個展案内状の進化

彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 展覧会の開催に当たって、ほとんどの場合、案内状、いわゆるDMを作ります。まだ学生だった2000年、大阪天満橋にある貸画廊で3万円ほどの賃料を払って半企画的な個展を開催しました。今日では自分でデータを作成して、デジタルデータのままメールなどで案内状...

展覧会

自然と芸術の融合:「GARDEN」展に見る生命の循環と日本の美学

個展「GARDEN」序文 イギリスのメン・アン・トール遺跡は「穴の開いた石」という意味で知られ、花崗岩で形成された柱と穴がコーンウォール州の草原の中に佇んでいます。彫刻家、アントニー・ゴームリー⽒は、彼の著書「彫刻の歴史 先史時代から現代まで」で、この遺跡の柱を男性の象徴、穴を女性の象徴として捉え、潜在的な...

作家活動のこと

大黒貴之がベルリンのギャラリーで開催した個展:「連綿 -途切れることなく-」

彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 2011年にドイツへ渡ってから約1年半後、ベルリンのセミヨン・コンテンポラリーで個展を開催することができました。 現地の環境、文化、デザインなどが近江の自然の影響を受けた有機的な彫刻フォルムに上書きされ、私の作品は、論理的、数学的な美を取り入れた...

礎 No.2 "Foundation No.2", 2000, H190×W330×D120(cm) 木・荒縄・布・彩色 Holz, Strohseil, Stoff, farbung ; Foto Takayuki Daikoku
作家活動のこと

日本のギャラリーで初個展をした大阪天満橋での思い出:苛立ち、嬉しさ、むず痒さ

彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 私が初めて個展を開催したのは、23歳の時でした。大阪、天満橋のギャラリーで個展をしたのは2000年3月でした。確か、2週間の展示で3万円ほどを支払い、展覧会を開催したのを覚えています。ビルの9階にある小さな一室で、いわゆる貸画廊というレンタルスペ...

展覧会

アジア ソサエティ ジャパンのトークイベントArt for Breakfast 2022に登壇します

彫刻家の大黒貴之です。 2022年3月18日、アジア ソサエティ ジャパン主催のトークイベント Art for Breakfast 2022に登壇させていただける運びとなりました。 私は「異質なものが並存する間に発生する調和美」を探求し、作品を制作してきました。それは、多様性の中に見出される調和のとれたシ...

大黒貴之,ドイツ,秋の森,彫刻,現代アート
作家活動のこと

ドイツ、ブランデンブルグ州の森に展示した大黒貴之の彫刻:renmen ensemble

彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 2015年ドイツのヴァーゲニッツ村で開催された野外彫刻展のメイキングや自然公園の森の中に展示をした彫刻の動画を当時撮影していましたので、それらを編集してYouTube上にアップしています。作品のアーカイブや自身が見てきた風景などを映像やインターネ...