大黒貴之の個展「CERES/ケレス」が東京のギャラリーで開催されるまでの話
MARUEIDO JAPANで開催された「CERES/ケレス」が終了しました。この展覧会は、2016年、ドイツ帰国後の初個展であり、また12年越しに具現化した東京での個展でもありました。
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MARUEIDO JAPANで開催された「CERES/ケレス」が終了しました。この展覧会は、2016年、ドイツ帰国後の初個展であり、また12年越しに具現化した東京での個展でもありました。
事を成し遂げるうえで「運」を見方に付けることは欠かせないのでないだろうか。それではその運はいったいどこからやってくるのだろうか。
東京、MARUEIDO JAPANで開催される個展「CERES/ケレス」が6月26日から始まります。日本のギャラリーでの個展は約9年ぶり、また東京では初個展となります。
約2年ぶりとなるベルリンでの個展「Faltzeichnungen/Fold Drawings」をセミヨン・コンテンポラリーで開催させていただきます。
「天は自ら助くる者を助く」100年前、イギリスの絶頂期であるヴィクトリア朝時代に書かれたスマイルズの「自助論」人生を幸せに、また成功に導くための大いなるヒントが詰まった宝箱のような名著である。
展覧会のお知らせです。2018年4月24日より六本木と溜池の間、六本木通り沿いにオープンする MARUEIDO JAPANのオープニング展に参加させていただく運びになりました。
ある本に「作品が制作されてから60年経った時に、それが残っていくのかどうかの大きな節目になる」との一節があった。どのようなアート作品が後世に残っていくのか?また現時点でその作品が本当に良いのかどうかを知ることはできないのだろうか。
2002年、40年以上ドイツに暮らし、日独の友好に力を注がれたタキエさんという日本人女性にお会いしたことがありました。前が見えないくらいの土砂降りの車中。彼女が言った一言が今も忘れられません。
2018年2月24日(土)~3月30日まで東京で開催される展覧会「FACE展2018」に絵画作品「Carve Painting(red-green-white-black)」が展示されます。
「スランプに陥ったときには特にドローイングをするのが良い。自分がまだ発見できていない新しい領域を見つける手がかりになるんだよ」と。ぼくのギャラリストでもセミヨンさんは教えてくれました。また彼は「それは作品の本質的特徴を表わしている」とも言いました。
ドイツのハンザ都市、ヴィスマールでグループ展に参加いたします。ベルリンのギャラリー、セミヨン・コンテンポラリーとギャラリー・クリスティーネ・ハーマンとの共同展です。
世界を代表するコンセプチュアルアートの日本人作家、河原温さん。ぼくが尊敬する作家のお1人です。時間や存在という深いテーマで作品をつくり、またミステリアスに包まれた作家でもありました。
「私は何者なのか」 思春期にさしかかる頃きっと誰もが考える自分への問い。自分はどこから来たのか?そして何者なのか?ぼくがその問いに特に強烈に意識したのはドイツという異国での滞在経験がきっかけだったのです。
目に見えるものは分かりやすく、目に見えないものはわかりにくい。最近ぼくが聞いたとても感慨深い話です。
GoogleやYahooの登場以降、インターネットを使って自身の仕事や活動の情報を発信できるようになりました。それによって、より多くの人に「存在を知ってもらう」チャンスが広がりました。制作された作品と同じくらい、その存在を人に知ってもらうことは大切なことです。
「現代アート?」また、ぼくの作品を観て「?」が頭に点灯する光景を数多く目の当たりにしてきましたが、なぜそのような状態になってしまうのでしょうか。ぼくの考察です。
寒い冬の日が続きます。ドイツの冬は非常に寒く、暗い時間です。仕事部屋の窓から見える日本の冬景色を眺めながらドイツの冬が懐かしくあります。ぼくが経験したドイツの厳しく美しい冬の光景です。
見栄って人なら誰でも張ってみたくなるもの。だって少しでも人からよく見られたい心理がありますからね。「ハコモノ」という言葉を聞いてもう久しいです。この言葉は「見栄を張る」心理とリンクしているようにぼくには映ります。
作品ピックアップシリーズ 彫刻編② 学生時代の甘く辛い時間。学生同志と芸術や人生、恋愛についてあーでもないこーでもないと語り合った。あの時間はもう2度と来ない大切な宝物。
アート?好きなことができていいねぇ。と今までに何度も聞きました。しかし現代アートも花屋さんで売っているお花もさほど変わらないのではないでしょうか。世の中の全てはリンクしているのです。