なぜ私たちはアートに関心を向ける必要があるのだろうか?アートの価値とは
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 日本で育った私たちが最初に、アート、つまり「美術」という言葉を最初に知るのはおそらく中学校でしょう。小学校では図工という教科で、絵や立体物などを創作します。私は、中学校、高校で美術の授業を受け持った経験があります。公立中学校では義務教育ということ...
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彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 日本で育った私たちが最初に、アート、つまり「美術」という言葉を最初に知るのはおそらく中学校でしょう。小学校では図工という教科で、絵や立体物などを創作します。私は、中学校、高校で美術の授業を受け持った経験があります。公立中学校では義務教育ということ...
彫刻家の大黒貴之です。 2022年3月18日、アジア ソサエティ ジャパン主催のトークイベント Art for Breakfast 2022に登壇させていただける運びとなりました。 私は「異質なものが並存する間に発生する調和美」を探求し、作品を制作してきました。それは、多様性の中に見出される調和のとれたシ...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 小林武彦氏著書の「生物はなぜ死ぬのか」(講談社現代新書)を読み、大変感銘を受けました。死は全ての生物が直面する現象です。特に人間は古今東西、死について恐怖や不安を抱き続けて現在に至っています。「死んだらどうなるのだろう?」「死ぬ直前はどうなるのだ...
8月11日(水)〜29日(日)の期間、元呉服問屋であった京町屋、the Terminal KYOTOを舞台にした個展を開催させていただく運びとなりました。 Art agent Kaïchiの企画展で、京都では13年ぶりとなる個展となります。 個展タイトルの「Cosmos」は「秩序ある体系」や「調和」を意味...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 このたび東京赤坂のギャラリー、MARUEIDO JAPANので開催される「Re:diffusion」展に参加させていただける運びになりました。2018年4月にギャラリーをオープンして以来3周年となりその記念展となるグループ展です。 オープン当初か...
触感の芸術、社会芸術論、フォールド・ドローイング 彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 彫刻とはどういうものかと尋ねられれば、「現実」と「行為」だと答えるでしょう。 18 世紀ドイツの哲学家ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーは、彫刻は触覚の芸術であると論じました。またそれは世界を理解す...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 ユヴァル・ノア・ハラリ氏著作の「サピエンス全史」によると地球上の生物で、人間のみが持っている概念は言葉と数字だと言います。言葉と数字によって、人類は飛躍的に文明を発展させてきたそうです。それらの発見によって、人間は新しい概念を築くことができました...
彫刻家の大黒貴之です。 2019年11月26日(火)~12月25日(水)に 東京、MARUEIDO JAPANで開催される展覧会 「FIND Your ART FOR CHRISTMAS -大切な人への贈り物-」に 出品させていただきます。 「1万円~5万円」「プレゼント」をテーマとした 26人のアーティス...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 今回はFolded Drawingについての紹介をします。このシリーズは、日本に帰国後、2017年から制作を始めた作品です。そこにはFold(折って)drawing(線を引く)という意味が含まれています。初期の作品は、白と黒のみで構成していました...
彫刻家の大黒貴之です。 2019年9月6日(金)~8日(日)に福岡で開催される ART FAIR ASIA FUKUOKA 2019 / アートフェア アジア福岡2019に MARUEIDO JAPANから出品を致します。 当アートフェアは、今回で5回目の開催となり、 会場がホテルオークラ福岡と福岡三越9...
2019年7月12日(金)から7月27日(土)まで、 東京のMARUEIDO JAPANにて 展覧会「眼福 GAMPUKU」展が開催されました。 大部屋には、松本陽子、吉川民仁、横溝美由紀、藤崎了一、大黒貴之 の抽象作品、そして奥の和室には熊谷守一、村上華岳、徳岡神泉、鳥海青児 の近代絵画が展示されていまし...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 Inverted Drawing(反転するドローイング)を紹介します。このドローイングは、地と線の白と黒が反転しています。白は紙の地の色、また黒は鉛筆の黒色です。線と地の二項の間で揺れ動く様を具現化したドローイングです。このシリーズは、2014年...
彫刻家の大黒貴之です。 2019年3月9日(土)、10日(日)〈プレヴュー3月8日(金)〉に パークホテル東京で開催される アートフェア、アート・イン・パークホテル東京 (ART in PARK HOTEL TOKYO 2019)に MARUEIDO JAPANから出品を致します。 「ART in PARK...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 2015年ドイツのヴァーゲニッツ村で開催された野外彫刻展のメイキングや自然公園の森の中に展示をした彫刻の動画を当時撮影していましたので、それらを編集してYouTube上にアップしています。作品のアーカイブや自身が見てきた風景などを映像やインターネ...
彫刻家の大黒貴之です。 この度、2018年6月に開催しました 個展「CERES」のカタログを 株式会社 MARUEIDO ART PROJECT より発行させていただく運びになりました。 個展に出品していました彫刻、ドローイング、 そしてインスタレーションヴューを監修しております。 冒頭には、セミヨン・コン...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 ドイツに滞在して制作をしていた頃、ブランデンブルグ州フリーザック市の町外れにあるスタジオで制作をしていました。そのスタジオについて、写真とテキストで紹介します。ドイツ時代のスタジオのお話です。 「年が明けてからも、いつもと変わらない制作の日常が続...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 私の作品を分類すると現在のところ彫刻、ドローイング、タブロー、インスタレーションとなっています。 さらに彫刻の中でも集積型、吊り下げ型、drops-line renmen タイプにシリーズ化されています。 第一回目は集積型タイプの彫刻/sculp...
彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。 先日、ある人から「アーティストが制作をする上で何を大切にしていますか?」と質問を受けたので「その1つは緊張感です」と答えました。日常の制作において、集中力が途切れて、緊張感がなくなったとき、一旦、手を休めて一呼吸置くことにしています。その緊張感と...
抽象と具象(具体)という背反する言葉がありますが、抽象能力と具象能力を持つ人が見えている風景はどうやら違うようなのです。またアーティストにとってどちらの能力が必要になるのでしょうか。
彫刻家の大黒貴之です。 この夏、ベルリンのギャラリー セミヨン・コンテンポラリーで 「Sommerfrische/summerfresh」が開催されていました。 当ギャラリーが取り扱うアーティスト作品のグループ展です。 現在では、インターネット網が世界中につながっていて いつでも各地の人たちとコミュニケーシ...