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彫刻家,現代アート,ドローイング,大黒貴之

彫刻家の大黒貴之(@takayuki_daikoku)です。

Inverted Drawing(反転するドローイング)を紹介します。このドローイングは、地と線の白と黒が反転しています。白は紙の地の色、また黒は鉛筆の黒色です。線と地の二項の間で揺れ動く様を具現化したドローイングです。このシリーズは、2014年にドイツで制作を始めました。

日本では2018年4月にMARUEIDO JAPANで開催されたグループ展「Diffusion」で初めて発表し、続けて6月の個展「CERES/ケレスでも発表をしました。

一見すると、鉛筆と白い鉛筆で描かれているように見えますが、実は、鉛筆でドローイングを描き、一部を消しゴムで消します。そして、消した線の周辺を再び鉛筆で塗り込んでいきます。

つまり、白い線は、紙の白色なのです。また、黒い線と白い線は、もともと同じ線なのでつながっているのがわかります。

 

 
 
 
 
 
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こちらは、Inverted Drawingのメイキング動画です。シンプルですが、コツコツとした地道な工程を経て具現化する作品となっています。


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