【メイキング】Inverted Drawing/反転するドローイング

【動画】2020年12月に東京のMARUEIDO JAPANで開催された個展「A Part for the Whole」会場風景です。

彫刻家の大黒貴之です。

Inverted Drawing(反転するドローイング)のメイキング映像です。

このドローイングは、地と線の白と黒が反転しています。
白は紙の地の色、また黒は鉛筆の黒色です。
線と地の二項の間で揺れ動く様を具現化したドローイングです。
このシリーズは、2014年にドイツで制作を始めました。

日本では2018年4月にMARUEIDO JAPANで開催された
Diffusionで初めて発表し、続けて6月の個展
CERES/ケレスでも発表をしました。

一見すると、鉛筆と白い鉛筆で描かれているように見えますが、
実は、鉛筆でドローイングを描き、一部を消しゴムで消します。
そして、消した線の周辺を再び鉛筆で塗り込んでいきます。

つまり、白い線は、紙の白色なのです。
また、黒い線と白い線は、もともと同じ線なので
つながっているのがわかります。

シンプルですが、コツコツとした地道な工程を経て
具現化する作品となっています。

2014~2018年に制作したInverted Drawingを
まとめたスライド映像です。
こちらも合わせてご覧いただければ幸いです。

関連作品として、このような記事も書いています。

平行して制作しているドローイング
Folded Drawingシリーズのテキストです。

僕が考えているドローイングは、彫刻をつくるための図面的な
ものではなく、作品の本質的特徴が内包されたものです。

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【動画】個展「A Part for the Whole」の会場風景その2。MARUEIDO JAPAN・東京・2020年
【再編集版】自己紹介にもなる動画です。ドイツと日本で行ってきた制作風景や展覧会などの映像です。